犬猫のきもちを考えた 英国式ペット心理行動カウンセリング

プロフィール


佐藤 えり奈(さとう えりな)

Erina Sato

ペット心理行動カウンセラー  

行動コンサルタント

CAPBT MEMBER  

 

京都市生まれ

伴侶動物行動学・養成資格 

Diploma in the Practical Aspetcts of Companion Animal Behaviour and Training

(英国COAPE公認資格)

ミネソタ大学 理学士  
University of Minnesota Twin Cities    B.Sc.
生物科学部生態進化行動学科卒業 (米国)


宮崎大学にてピーターネヴィル博士の通訳などに携わり、現在は京都、東京の日本大学発の産学連携ベンチャー企業、スノードリーム株式会社にて公演を行ったり、ペット心理行動カウンセラーとして活動中。

私がペット心理行動カウンセラーになった理由

 

私が中学2年生だった時、図書館で手にとった本が英国のPet Behavioristであるピーター・ネヴィル博士の「犬に精神科医は必要か」というタイトルの本でした。「どういう意味だろう?」と思いながら、表紙のゴールデンレトリバーの写真に惹かれてその本をかりることにしてみました。その本には、多くの問題行動の症例と、その理由、解決法が書かれていました。


その本を読んだ瞬間、体中に電流が走ったように、「こんな仕事があったなんて!もうやるしかない!」と感じたのを今でも覚えています。大学では専門分野を集中して学びたかったので、語学の面で問題が無いようにと、両親にお願いして高校からアメリカに留学しました。入った高校はかなりの進学校で最初は大変でしたが、優しい友達や先生、ホストファミリーの協力を得て、楽しい3年間を過ごすことができました。友人たちと、「将来の夢」について 語り合うこともありましたが、当時「犬の精神科医になりたい」なんて言うとよく笑われたものです。行動学が進んでいるときいていたはずなのに、そんなの聞いたことがない!という人ばかり。がっかりしたこともありました。

そして大学に入り、生態学や行動学、生物といった専門的な勉強をできるようになりましたが、やはり伴侶動物という犬や猫は、他の動物に比べ、あまり重要視されていないような印象を受けました。このまま、獣医学校に通い(アメリカは4年生の大学の後に獣医学校に通う)、獣医師になろうかと考えたときもありました。しかし、アメリカで動物病院でインターンをしている時や周りの人達の意見をきいていると、やはり問題行動に悩まされて、ペットを安楽死させる人が多いと感じました。そういう現状をみていると、やはり初心にかえり、犬や猫の気持ちを理解してやり、失う必要のない命を助ける仕事、ペットの精神科医になりたいと思いました。

そして、イギリスでは、私の人生を変えたといってもいいピーター・ネヴィル博士と出会い、一緒にお仕事をする機会にも恵まれています。
あの時、図書館でピーター・ネヴィルの本を手に取ることがなかったら、今の私はないでしょう。日本でも近年ペットが増え、その分、問題行動に悩まされている飼い主の方も少なくありません。問題行動のために安楽死させられるペットの数も増えていくといった現状が待ち受けているのではないでしょうか。問題を抱えている犬や猫、悩んでいる飼い主さん。少しでも彼らのお手伝いをすることができたらと願っています。

個人の努力には限界があります。
動物の行動、心理を理解してやり、それを飼い主さんに伝え、一緒に修正していく。そんな専門家が今の日本には必要なのではないでしょうか?
悩んでいる飼い主さんやペット達の暮らしを改善していく、そんなペットの心理行動カウンセラーというお仕事ができることを幸せに思います。